知ってますか?ジュエリーとアクセサリーの違い

Pocket

普段何気なく使っている「ジュエリー」と「アクセサリー」という言葉。
なんとなく、値段の高い物が「ジュエリー」で、安いものが「アクセサリー」と思っている方も少なくないのではないでしょうか?

実際のところ、何が「ジュエリー」で何が「アクセサリー」なのでしょうか?
今回は、その違いについてご紹介をさせていただきます。

ジュエリーとアクセサリーの定義

ジュエリーとアクセサリーの定義

ジュエリーもアクセサリーも、どちらも指輪やネックレス、ピアスなどを意味する言葉ですよね。この2つの言葉は同じ意味であるように捉えられがちですが、実は違いがあります。

アクセサリーの定義

アクセサリーとは装身具の総称になります。
リング、ネックレス、ピアス、ブレスレットは大まかなカテゴリーで言うと全てアクセサリーですが、貴金属や宝石以外の素材で作られたものをアクセサリーと呼びます。
(例)
・ 真鍮(BRASS)や合金、布や樹脂ガラスなど様々な種類の素材で作られている。
・ スワロフスキー(クリスタルガラス)などを真鍮のパーツに組み合わせている。

又、ヘアクリップやかんざしなどのヘアアクセサリー、ベルト等もアクセサリーに含まれ、素材に関していえば、金属・皮・鉱石・プラスチックやガラス製等でできているものでも装身具であればすべて「アクセサリー」と呼びます。

ジュエリーの定義

大まかなカテゴリーではすべて「アクセサリー」となりますが、その中でも利用されている素材が異なり、ジュエリー用貴金属(金・銀・プラチナ・パラジウム)と天然宝石を使用(又はどちらかを使用)しているものを一般的にはジュエリーと呼びます。

貴金属とは

貴金属のと呼ばれる金属は、金・銀・プラチナ・パラジウム・ロジウム・イリジウム・ルテニウム・オスミウムの8つを貴金属と呼びます。
上記貴金属の中でも、すべての貴金属がジュエリーに適しているわけではなく、一般的には 金・銀・プラチナ・パラジウムを素材とした装飾品をジュエリーと呼びます
又、ジュエリーと呼ばれるためには、上記の金属の割合の最低基準が、金=37.5%、プラチナ=85%、銀=80%、パラジウム=50%以上と定められております。

ファインジュエリーやハイジュエリーとは

ファインジュエリーやハイジュエリーとは

↑イメージで言うとこんな感じですね(笑)

これらは、実際のところジュエリーと明確な違いはなく、ジュエリーよりもより高品質、高品位なイメージを演出するために後から出てきた言葉です。

一般的には「ハイブランドの出しているジュエリー」や一般的なジュエリーよりも「稀少な宝石やボリューム感があり価値の高い宝石を使用したジュエリー」「豪華なジュエリー」に使用されることが多いです。

コスチュームジュエリーやファッションジュエリー

コスチュームジュエリーやファッションジュエリー

コスチュームジュエリーやファッションジュエリーは、安価な合金や人造石などで作られた、ファッション性重視の装飾品の為、これらは「ジュエリー」とは呼びません。

もともと、舞台や映画で衣装コスチューム用に着けられたジュエリーを起源とするという説もあります。素材や色、デザインの制約がなく奇抜な発想や自由な発想で作ることもできるため、素材の価値よりも、デザインと装飾性を楽しむアクセサリーです。

まとめ

ジュエリーでもアクセサリーでも、本物でもフェイクでも、それを身に着ける人ににあった物や適性な価格で販売されているものであればなんでもよろしいかと思います。
結局付けている自身が満足できれば良いのです。

しかし、中には悪質な販売方法・価格の物もあるのであくまでも予備知識として「アクセサリー」と「ジュエリー」の違いを紹介させていただきました。

Pocket

ジュエリーとアクセリーの違い
最新情報をチェックしよう!