20代女性へのプレゼント選びや、20代半女性から「20代が身に着ける一粒ダイヤのネックレスはどれくらいのサイズが良いのでしょうか?」というお問い合わせをよくいただきます。
確かに、ダイヤモンドの一粒ネックレスといっても、サイズやデザイン、ダイヤモンドのグレード等、様々な選択要素がありますので単純そうに見えて単純ではありません。
そこで今回は、一般的に20代女性が身に着けておかしくない、一粒ダイヤ系のネックレスの選び方をご紹介させていただきます。
一粒ダイヤモンドネックレスを選ぶ時のポイント
20代女性が身に着けるダイヤモンドの一粒ネックレスを選ぶ時の4つのポイント
- ダイヤモンドのグレードや大きさ、輝きがきれいかどうか(目安はF-Hカラー、SIクラス、GOODカット以上)
- ダイヤモンドのカット(形)はオーソドックスなラウンドカットが良いでしょう
- ネックレス全体の品質や高級感、素材の金属や金属アレルギーの対策ができているかどうか
- デザイン(石の留め方等)かっちり系であれば1か所留や2か所留、6本爪等、ちょっとカジュアルな感じであれば4本爪やベゼルセッティング等
ダイヤモンドを選ぶポイント
ダイヤの一粒であればなんでも良いというわけではなく、グレードと輝きが大切です。
最高級までは必要ございませんが、ダイヤモンドらしい綺麗な輝きがしっかりと出る物、透明感があって、割れや内包物が極力少ない物を選ぶと良いでしょう。
20代女性が身に着けるダイヤモンドの大きさとしては、体形等にもよりますが、0.1カラットから大きくても0.5カラットくらいが妥当です。
それ以上の大きさの物を20代女性が身に着けていると、どれだけ素晴らしい最高級のダイヤモンドを身に着けていたとしても一見して「にせもの感」が漂ってしまいます。
残念ですがそう見えてしまうんです。
貫禄のある20代女性であれば1カラットでも2カラットでも様になるのですが、一般的には上記のサイズくらいがおすすめです。
グレードの目安としては、カラーはF-Hカラー以上、クラリティーはSIクラス以上、カットはGOODカット以上を目安に、上を見すぎると値段も跳ね上がるので、予算の中で極力良い物を選びましょう。
素材やデザインを選ぶポイント
素材は予算に合わせて、シルバー(スターリングシルバー925)や10金や18金、プラチナ素材などの貴金属から選ぶのが良いでしょう。
アクセサリー素材のBRASS(真鍮)やステンレス等も多くありますが、貴金属に比べると作りの繊細さに欠け、安っぽい感じが否めないケースがあるのでご注意ください。
また、金属アレルギーに配慮した素材を選ぶことも大切です。
金属アレルギーについてはこちら(金属アレルギーの起こり方と予防法)の記事をご参照ください。
デザイン選びにつきましては、石の止め方(1か所留・2か所留・4本爪や6本爪・ベゼル止め)等様々な留め方がございますが、かっちりした感じで身に着けるのであれば1か所留、2か所留や6本爪がきちんと感がより増します。
ちょっとカジュアルな感じを出すのであれば4本爪やベゼル(フクリン止め)がおススメ、どちらにしてもだらしない感じにはならないのでお好みで選ぶと良いでしょう。
ほかにもチェーンの着け方(両吊りタイプやバチカンタイプ)こちらもお好みでよいかと思います。
カラーは?シルバー or ゴールド or ピンク
地金のカラーは大きく分けて、シルバー系(シルバーやホワイトゴールドやプラチナ) ゴールド系(イエローゴールドやピンクゴールド)に分かれますが、シルバー系は清楚なイメージ、ゴールド系や明るいイメージや華やかなイメージといった感じになります。
基本的にはどのカラーが良いというものもございませんので、お好みで選ぶと良いと思います。
また、カラーの選び方として、ブルべ・イエベやパーソナルカラーから選ぶという方法もございますので、ご参照ください。
予算はどれくらい?
ダイヤモンド一粒ネックレスの予算目安
一般的なダイヤモンドネックレスの予算につきましては下記をご参考ください。
- 0.1カラット~0.2カラットであれば、3万円~5万円くらいの物を目安に
- 0.3カラットであれば、8万円~12万円前後、0.5カラットは20万円~30万円前後
- ダイヤモンドは最高級までは必要ないが、あまりにも安くグレードの低いものはNG
予算次第で、天然ダイヤではなくても上級ダイヤと同等に輝く「キュービックジルコニア」や「モアサナイト」などの人工石を選択することも視野に入れると良いでしょう。
カット技術の大幅な進歩により、上質なダイヤモンドと遜色のない輝きの「ジルコニア」や「モアサナイト」も存在するので、安価で輝きの良くないダイヤモンドを選択するよりも「人工石」を選択した方が良い場合もあります。
ジュエリーキャッスルでは現在「ダイヤモンド」の取り扱いはしておりませんが、上質なダイヤモンド級に輝く「EVER BRILLIANCEカット」や「モアサナイト」のジュエリーを多数取り扱っております。
ダイヤモンドの価格
ダイヤモンドの一粒系ネックレスの価格はほぼダイヤモンドのグレードと地金素材(シルバー・ゴールド・プラチナ)で決まるといっても良いでしょう。
上記でも記載しましたが、グレードの高いダイヤモンドを選べばそれだけ価格も上がりますし、グレードの低いダイヤモンドであれば価格もぐっと下がりますが、その分美しく輝かないといったデメリットもあります。
大事な点は、普段使い・お仕事などでも使用できる、日常使えるネックレスというところをポイントにしても良いと思います。
ダイヤモンドに対する誤解、硬度10でもダイヤモンドは意外と簡単に割れる地球上でもっとも硬い(硬度10)といわれるダイヤモンド、多くの方はダイヤモンドは割れないし、地金も金属だから丈夫だ!と思っておりますが、まずこれが大きな間違いなんです。
まず、ダイヤモンドは簡単に割れます、傷はつきにくいですが、割れるんです。
詳しくはこちら(ダイヤモンドは意外と簡単に割れる)を参照ください。
そして、地金に使われる金属、(シルバーやゴールドやプラチナ)はそこまで固くありません、留めてある爪も使用を繰り返すうちに意外と緩みます。
ジュエリーは金属でできているから丈夫そうに感じてしまいますが、美しく見せるようかなり繊細に作られているので、しっかり止まっているものでも日ごろのメンテナンス(爪の止め直し)などをしないで使い続けていると、「ある日気づいたらダイヤモンドが落ちてる」という事態に遭遇します。
私自身も、過去に3-4回ほど紛失やダイヤモンドの破損を経験しており、0.3カラット以上の場合、結構心理的ダメージが大きく、今では日常使いは当店の「EVER BRILLIANCEカット」や「モアサナイトのジュエリー」を使い、お呼ばれやちょっと気合を入れたい時等に「ダイヤモンド」を使うという具合に使い分けをしております。
話がそれましたが、ダイヤモンドはキズには強いが、ぶつけたり落としたりには意外と脆いということを覚えておくと良いですよ♪
一粒ダイヤネックレスの選び方まとめ
ダイヤモンド系の一粒ネックレスには様々なモチーフやデザインがあり、服装やシーンを選ばない万能のネックレスとして使うことができます。
今回の選び方を参考に、大切な方へのプレゼントやご自身への贈り物にお気に入りのネックレスを見つけてください。